ブログ
- 2022/02/01 >>【肩こり・頭痛だけじゃない!血行改善に効くツボ『肩井(けんせい)』】
- 2月は、節分や立春を迎え、暦の上では春の始まりとされていますが、まだまだ厳しい寒さが続いています。寒さで体が縮こまり、筋肉が硬くなってしまい、肩こりや頭痛に悩まされる方も多いのではないでしょうか?今月は、そんな肩・首の症状改善にとっておきのツボ『肩井(けんせい)』を紹介します。【名前の由来】『肩井』は、文字通り肩にあり、刺激をすることで井戸のようにエネルギーが湧き出ることが名前の由来になっています。【効用】肩周りの血行を良くする効果があるため、肩・首のこりはもちろん、頭痛、歯痛、寝違い、眼精疲労にも効果的です。さらに、全身の血行も良くするので、高血圧や冷え対策になるほか、眠りの質も高めてくれる優れたツボです。【ツボの場所】首と肩先の真ん中あたりで、押すとズーンと重だるい感覚が起きます。刺激の方法は、中指または中指を中心とした指をツボに当て、皮膚に垂直になるように押します。蒸しタオルなどを当てて、温めるのも効果的です。寒い時期の体だけでなく、日頃の座り仕事で疲れた体も癒してくれますよ!是非お試し下さい!
- 2021/12/01 >>風邪予防対策に効果的なツボ 『風門(ふうもん)』
12月に入り、朝晩の冷え込みがいよいよ厳しくなってきました。
今月は、風邪予防対策として背中にあるツボ「風門(ふうもん)」をご紹介します。
【ツボの場所】
ツボの場所は、首を前に倒したとき、首の付け根の後ろ(肩のライン)に大きな出っ張っている骨があります。
そこから下へ、突起した骨の二つ目から、指2本外側。
【名前の由来】
「門」は出入口の門戸という場所、「風」は風邪を意味し、風邪が侵入する門となっているため「風門」と呼ばれています。
読んで字のごとく、風邪が侵入する入口なので、この門を温めて熱で塞ぐことで、風邪の予防、悪化を防ぐ効果があります。
【効用】
発熱、悪寒、頭痛、首や肩のこり、嘔吐、めまい、腰背部痛など様々な症状に効きます。
特に「今日は寒いな…」と感じたら、このツボに使い捨てカイロを貼っておくことで、風邪の予防になります。
この「風門」から邪気を入れない、入ってしまったら外へ出す、ということがポイントとなります。
使い捨てカイロで温める以外にも、このツボに鍼、お灸で温めたり刺激することが効果的です。
風門を活用して12月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/11/01 >> 腰痛、膝痛、坐骨神経痛、足のむくみに効果的なツボ『委中(いちゅう)』
11月に入り、随分と朝晩が冷え込んできました。
寒くなると「膝や腰が痛くなる」という方が、少なからずおられます。
今月は、腰痛、膝痛に効果的なツボ「委中(いちゅう)」をご紹介します。
【ツボの場所】
膝裏の真ん中
【ツボの由来】
名前の由来は、「委」は、ゆだねる、屈する、「中」は真ん中を表し、膝を曲げた際の
真ん中にあるツボということからこの名前がつけられました。
【ツボの効用】
このツボは、背中や腰の痛みに効果があり、
ギックリ腰、坐骨神経痛、膝の痛み、足腰のだるさや足のむくみにも効きます。
また、委中は膝周辺に炎症がある時や、ぎっくり腰などの腰の炎症時にも無理
なく使えるツボでもあります。
さらに、委中の下には腰に繋がる神経があり、鍼灸の古典医学では
「腰背(ようはい)は委中に求む」と記されています。
つまり腰痛改善にとても有効なツボと昔から言われてきました。
また、委中は刺激することで、血液循環が良くなり老廃物を体の外に排出してくれる役目があります。
このツボに鍼やお灸だけでなく、指で押してあげるだけでも良い刺激になります。
座りながら容易に押せるツボで、腰痛の自覚症状がなくても、長時間座りっぱなしの方は、足のむくみにも効果的です。
押したり、温めたりして11月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/10/01 >>肩や腕の痛み、腸や粘膜に関係する万病のツボ『手三里(てさんり)』
秋もすこしずつ深まり、過ごしやすい気候になりつつあります。
今月は、肩や腕に痛みや違和感のある方にお勧めの肘のツボ
『手三里』をご紹介します。
【ツボの場所】
場所は、ヒジを曲げた時にできるシワに人さし指をおき、手首側に向かって指3本。
薬指があたっていてグーを握ると筋肉が盛り上がるところです。
【名前の由来】
名前の由来は、「三」は、東洋医学でいう天の数で幸運の数、「里」は、
気、血の集まるところや、稲の意味があり、稲は食料であることから、
胃腸の病気によく効くとされています。
【ツボの効用】ツボの効用としては、胃腸の働きを整えて不快な症状を解消してくれる
他、首、肩、腕、肘などの痛みやコリ、寝違い、だるさなどにも有効、
不安を和らげ、精神安定にも効果的です。
また、東洋医学では、大腸と関係するツボ(手の人差し指から始まり、
腕、肩、喉、鼻の横まで繋がる経絡=ツボの流れ)で、鼻や喉の症状
など「粘膜系に効果的なツボ」でもあります。腸や粘膜に関係する
という意味では、感染症対策としても期待できるツボと考えられます。
このツボに鍼やお灸だけでなく、指で押すだけでも良い刺激になります。
押したり、温めたりして、10月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/09/01 >> 胃の調子を整えて元気が出るツボ『胃の六つ灸(いのむつきゅう)』
9月に入り、秋を迎えたとはいえ、残暑の厳しい日々が続いていますね。
夏に冷たいものを摂りすぎてしまった方、疲れ切った胃腸の調子を整えるための特効穴!
元気の出るツボ「胃の六つ灸」をご紹介します。
【ツボの場所】
肩甲骨の下側の線を結んだ下のあたり、左右三つ
【名前の由来】
名前の由来は、背中にある「膈兪」「肝兪」「脾兪」という胃の様々な症状に効く
3つのツボを組み合わせ、左右両側にお灸を6か所するため「六つ灸」と呼ばれています。
【ツボの効用】
胃は自律神経が働きを調整しています。疲れやストレスによって、胃の動きが悪くなったり、胃酸が出すぎてしまうことがあります。
そんなときに効果的なのが、背中にある三つのツボ!
温めて体の緊張を解くことによって、高ぶった交感神経活動を正常に戻し、同時にリラックスの神経である副交感神経を高めることが期待されます。
「膈兪」は血の巡りを良くし、胃腸の働きを活発する働きがあります。
「肝兪」はストレスなどで胃の働きが悪い時にお灸をすると楽になります。
「脾兪」は消化器系の働きを高める働きがあります。
胃の症状に広く効果があり、消化不良、胃の不快感、食欲不振、膨満感、吐き気、その他、疲労や睡眠不足にも効きます。市販のお灸はもちろん、マッサージやハリ
治療でも効果が出やすいツボです。
場所が分からなくても、その周辺を温めるだけで効果があります。
押したり、温めて9月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/08/09 >>【自律神経を整える】首、肩コリ、眼精疲労、血圧にも効くツボ 『天柱(てんちゅう)』
8月に入り、立秋とは名ばかりの暑い日が続いています。
今月は、首、肩コリ、頭痛、目の疲れや自律神経を整える働きがあり、
心身の様々な症状を和らげることが出来ると考えられているツボ
「天柱(てんちゅう)」をご紹介します。
【ツボの由来】
このツボの由来は、天は頭部、柱は支えることを意味します。
この場所は、頭と体を結ぶ血管や神経が多く通り、頭と体を結ぶ大切な
場所ということから名付けられました。
【ツボの効用】
ツボの効用としては、首周りの筋肉の血行が促進されるため、首や肩コリ、
眼精疲労、慢性鼻炎、血圧安定、顔のむくみにも期待できます。
特に自律神経系統のアンバランスは、首の後ろや後頭部に現れることが
多いので、首の後ろの血行を良くし、コリをほぐす事が、自律神経失調症の
症状の緩和に有効な方法の一つです。
このツボに鍼やお灸だけでなく、蒸しタオルを利用して温めるのも
効果的です。
押したり、温めて8月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/07/01 >>【頭のてっぺん!多様な効果が期待できる重宝なツボ 『百会(ひゃくえ)』】
7月に入ると、暑さが日ごとに加わってまいります
今月は、全身の調子を整える頭のツボ「百会(ひゃくえ)」をご紹介します。
【名前の由来】
百会は「百 (多種・多様)」のツボの道が「会 (出会う・交わる)」という意味
東洋医学では、「百(多数)の経絡(気血の流れる通路)が会する(集まる)場所」で、五つの経絡とつながっています。
つまり百会を刺激すると、これら五つの経絡が支配する内臓や筋肉、神経、血管、リンパなどに広く働きかけて、多様な効果が期待できる重要なツボです。
【ツボの効用】
ツボの効用として、頭痛、耳鳴り、めまい、目の充血、鼻づまり、抜け毛など頭部の症状から、
胃下垂や痔といった消化器の症状、高血圧等の循環器系の症状、神経や精神的ストレスの症状にまで、幅広い効果があります。
このツボは、指で押してあげるだけでも良い刺激になります。
百会を押して体調を整え、7月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/06/19 >>元気と若さを保ち、ホルモンバランスを整えるツボ『三陰交(さんいんこう)』
- 元気と若さを保ち、ホルモンバランスを整えるツボ『三陰交(さんいんこう)』6月に入り、梅雨空の季節になってきました。この時期、ホルモンバランスの乱れや婦人科疾患に悩まれている方、特に女性は必見です!今月は、足のツボ「三陰交(さんいんこう)」別名「女性のツボ」をご紹介します。【名前の由来】東洋医学の中でも3つの陰(内側)の経絡が交わる場所(脾臓、肝臓、腎臓)を意味し、3つの臓器の働きを調節するというのが、名前の由来で、効果の高いツボです。東洋医学で「肝」は、筋肉や血液をつかさどり、「腎」は生命力の根源、水分代謝の役割、「脾」は消化器で、体に栄養を補給する重要な働きを担っているとされています。【ツボの効果】ツボの効果として、血行促進、ホルモンバランスを調整します。また、生理痛や生理不順などの婦人科系疾患の症状、冷えからくる胃腸への不具合、更年期障害からののぼせなど多くの不調の改善効果に働いてくれる、万能ツボと言われています。このツボをハリやお灸だけでなく、指で押してあげるだけでも良い刺激になります。押したり、温めたりして6月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/05/02 >>胃腸の状態機能をUPし、免疫力を高めるお腹のツボ『 天枢(てんすう)』
- 5月になり風薫る季節となりました。時期はゴールデンウィークもあり、食べ過ぎや飲み過ぎにより胃腸が弱ってしまった方もおられるのではないでしょうか。今月は、お腹のツボ「天枢(てんすう)」をご紹介します。【名前の由来】「天」は上部を指し、「枢」は枢軸・かなめという意味。昔は、臍(へそ)を中心にお腹を上下に分け、臍より上を天、臍より下を地に対応させて考えていました。このツボは、臍のすぐ横にあり、胃腸の気の機能を左右するかなめであることから「天枢」と名付けられました。【ツボの効用】内臓機能を高めて全身の調子を整え、免疫力を向上させます。吐き気、嘔吐を伴う慢性胃炎や、お腹の張り、下痢や便秘にも効果があり、ダイエットや美肌効果にも繋がります。顔にする鍼(美容鍼)とともに、このツボを使うことが多いです。このツボは鍼やお灸だけでなく、指で押してあげるだけでも良い刺激になります。押したり、温めたりして5月も元気な体で過ごしましょう。
- 2021/04/03 >>自律神経に効果のある癒しのツボ『内関(ないかん)』
- 4月に入り、春の日差しが心地よい季節になりましたね。春は寒暖差や気圧変動が大きく、自律神経の乱れから体調を崩す方が多い季節です。東洋医学には、自律神経の調整に効くとされるツボがいくつかありますが、今月は、手のツボ「内関(ないかん)」をご紹介します。【名前の由来】「内関」の「内」は内臓、「関」は出入りの関所、つまり「内関」は内臓機能を調節する働きがあり、特に消化器系の症状の軽減に有効です。【ツボの効用】酔い止めやつわりの緩和で有名で、乗り物の酔い止めとしてツボ押しリストバンドが販売されているくらいです。その他、自律神経の働きを助けることにも効果的で、天気痛による体調不良の症状緩和や予防、ストレスが関係する胃腸の不調、吐き気、胸やけ、イライラ、ヒステリー、動悸、めまい、ふらつきなど幅広い心身のトラブルに使われています。内関は即効性があり、刺激をすることでその場で症状が緩和することもあります。効き目を持続させたいときは、米粒のようなものを内関穴に当て、絆創膏で固定するのもお勧めです。是非試してみて4月も元気な体で過ごしましょう。
- カテゴリー
- 勉強会[16]
- 鍼灸[92]
- 研修[2]
- リハビリ[4]
- 過去のブログ[1]
- 歓送迎会[2]
- 社内情報[15]
- マッサージ[4]
- 企業説明会[3]
- ボランティア[1]
- 社外講習発表[2]
- 病名・症状[3]
- お役立ち情報[9]
- アーカイブ
- 2024.11
- 2024.10
- 2024.9
- 2024.8
- 2024.7
- 2024.6
- 2024.5
- 2024.4
- 2024.3
- 2024.2
- 2024.1
- 2023.12
- 2023.11
- 2023.10
- 2023.9
- 2023.8
- 2023.7
- 2023.6
- 2023.5
- 2023.4
- 2023.3
- 2023.2
- 2023.1
- 2022.12
- 2022.11
- 2022.10
- 2022.9
- 2022.8
- 2022.7
- 2022.6
- 2022.5
- 2022.4
- 2022.3
- 2022.2
- 2022.1
- 2021.12
- 2021.11
- 2021.10
- 2021.9
- 2021.8
- 2021.7
- 2021.6
- 2021.5
- 2021.4
- 2021.3
- 2021.2
- 2021.1
- 2020.12
- 2020.11
- 2020.10
- 2020.9
- 2020.8
- 2020.7
- 2020.6
- 2020.5
- 2020.4
- 2020.3
- 2020.2
- 2020.1
- 2019.12
- 2019.11
- 2019.10
- 2019.9
- 2019.8
- 2019.7
- 2019.6
- 2019.5
- 2019.4
- 2019.3
- 2019.2
- 2019.1
- 2018.12
- 2018.11
- 2018.10
- 2018.9
- 2018.8
- 2018.7
- 2018.6
- 2018.5
- 2018.4
- 2018.3
- 2018.2
- 2018.1