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ハートスマイルマッサージ

2025/10/01 >>【不安・イライラ・眠れないときに心を整えるツボ『身柱(しんちゅう)』】

秋も深まり、過ごしやすい季節になってきましたね。
しかし季節の変わり目は、自律神経のバランスが乱れやすく、心と体の両方に不調を感じやすい時期でもあります。

「なんとなく不安」「イライラする」「夜なかなか眠れない」
そんなお悩みを感じる方におすすめのツボが、『身柱(しんちゅう)』です。



身柱(しんちゅう)とは?

「身柱」は、漢字の通り「体の柱」という意味を持ちます。
背中の上部、首の付け根から少し下(第3胸椎と第4胸椎の間)に位置するツボで、体の中心にある“柱”のように、全身の気の流れを整えてくれる重要なポイントです。

このツボは、昔から心と体のバランスを整える万能ツボとして知られており、鍼灸でもよく用いられています。


身柱の効果

身柱を刺激すると、次のような効果が期待できます。

  • 不安感・イライラの緩和

  • 不眠や寝つきの悪さの改善

  • ストレスによる緊張や肩こりの軽減

  • 冷え性・のぼせ・喘息・夜泣きなどの改善サポート

  • 自律神経のバランスを整える

ストレスを感じやすい方や、季節の変わり目で体調を崩しやすい方にもおすすめです。
心が落ち着き、体も自然と温まりやすくなります。


身柱の押し方・セルフケア方法両手を後ろに回し、指先で背中の中央をなぞるようにして位置を探します。

  1. 両手を後ろに回し、指先で背中の中央をなぞるようにして位置を探します。
    首の付け根から背骨を数えて3つ目と4つ目の間、少しへこんだ部分が目安です。

  2. 指で押すのが難しい場合は、テニスボールを壁との間に挟み、ゆっくり転がす方法もおすすめです。

  3. 就寝前に軽く押したり、温めたりすると、リラックスしやすく眠りが深くなります。


まとめ

身柱は、心と体のバランスを整え、ストレスや不安、不眠をやわらげてくれるツボです。
季節の変わり目で疲れやすい時期こそ、やさしく刺激して心身を整えましょう。

当院では、国家資格を持つ施術者が、鍼灸やマッサージを通して心身のケアをサポートしています。
「最近眠れない」「気持ちが落ち着かない」などのお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【不安・イライラ・眠れないときに心を整えるツボ『身柱(しんちゅう)』】

2025/09/01 >>【全身の不調を整えるツボ「腎兪(じんゆ)」】

9月に入り、秋を迎えたとはいえ、まだまだ残暑の厳しい日々が続いています。

天候の変化による体の疲れやだるさを感じていませんか?

今回は、そんな季節の変わり目にぴったりなツボ「腎兪(じんゆ)」をご紹介します。




腎兪(じんゆ)とは?

腎兪は「万能ツボ」とも呼ばれ、下半身をはじめ、全身の不調を整えてくれるツボです。
腰が重い、足がだるい、冷えが気になる、そんなときにおすすめです。

また、めまい・耳鳴り・消化不良・食欲不振・頻尿など、腎臓や代謝の働きが弱っているときにも腎兪を刺激することで、体のバランスを整える効果が期待できます。
女性の方では、月経痛や月経不順など、生理機能の調整にも効果があるとされています。


腎兪の場所と押し方

腎兪は、おへその高さで腰に両手を置くと、自然に親指が届く位置にあります。
背骨から指2本分ほど外側、左右対称にあるのが目安です。

押し方は、両方の親指を左右のツボに当てて軽く揉むように刺激するか、イスに座ってテニスボール2個を腰の下に当て、ツボの位置を転がすようにして刺激すると良いでしょう。

冷えが気になるときは、使い捨てカイロなどで温めるのもおすすめです。血行が促進され、よりリラックスできます。


まとめ

腎兪は、腰痛・足のだるさ・冷え・むくみなど、全身の不調を整える万能ツボです。
季節の変わり目で体が疲れやすいこの時期、ぜひ腎兪を上手に活用してみてください。

当院では、国家資格を持った施術者が、体調や症状に合わせて丁寧に施術を行っております。
腰痛や冷えなどでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【全身の不調を整えるツボ「腎兪(じんゆ)」】

2025/08/01 >>【胃の不調や膝の重だるさに効くツボ『梁丘(りょうきゅう)』】

暑さが本格化する8月。
つい冷たい飲み物や食べ物をとり過ぎて、胃の不調を感じていませんか?

「胃が痛い」「お腹をこわした」「膝もなんだか重だるい」
そんな時におすすめしたいのが、今回ご紹介するツボ 「梁丘(りょうきゅう)」 です。




梁丘(りょうきゅう)とは?

梁丘は、膝のお皿の少し上、太ももの外側にあるツボです。
東洋医学では、胃の不調を整える特効ツボ として知られています。

急な胃けいれんや胃痛、腹痛などの急性の胃症状に効果的とされ、
下痢、食あたり、胸やけ、胃酸過多などにも対応します。

また、胃腸の働きを整えることで、夏バテや食欲不振の改善にもつながります。


梁丘の意外な効果:膝の痛み軽減にも!

梁丘は膝関節に近い場所にあるため、膝の痛みや重だるさの軽減にも役立ちます。
ツボをやさしく押すことで、筋肉の緊張がほぐれ、痛みや不快感を一時的に和らげる効果が期待できます。

膝まわりが重く感じるとき、冷房による冷えや血行不良が原因の場合もあります。
そんな時にも、梁丘を刺激して血流を促すことで、症状が軽くなることがあります。


梁丘の押し方

  1. 膝のお皿の上、太ももの外側を触ってみましょう。
    少しへこんだ部分に、軽く押すと“響くような感覚”がある場所が梁丘です。

  2. 指先でやさしく3〜5秒押して、ゆっくり離します。
    これを3回ほど繰り返すと、胃のあたりがスッと軽くなるのを感じることがあります。

  3. 痛みを感じない程度に、呼吸を止めずにリラックスして行うのがポイントです。


まとめ

梁丘は、胃の不調や膝の痛み、夏バテ対策におすすめのツボです。
冷たいものの摂りすぎや、冷房による冷えで体が疲れやすいこの季節、
ぜひ梁丘をやさしく押してセルフケアを取り入れてみてください。

当院では、国家資格を持つ施術者が、一人ひとりの体調に合わせた鍼灸・マッサージを行っています。
「胃の調子が悪い」「膝が重い」などのお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【胃の不調や膝の重だるさに効くツボ『梁丘(りょうきゅう)』】

2025/07/01 >>胃腸の働きと血流を良くし、免疫力を上げるツボ『中脘(ちゅうかん)』
胃腸の働きと血流を良くし、免疫力を上げるツボ『中脘(ちゅうかん)』 
梅雨のジメジメした湿気や夏の暑さで体調を崩していませんか。
食欲がなく、体も力が出ないといった症状にピッタリのツボがあります。
それが今回ご紹介する「中脘」というツボです。

【ツボの場所】
へそとみぞおちの中間辺り。
へそから指4本分上(小指から人差し指)の場所です。

【ツボの由来】
「中」は真ん中を意味しています、「脘」は胃袋を表す言葉です。
名前の由来通り、胃と非常に密接な関係にあるツボです。内臓の機能を高め、皮膚に栄養が十分に行き渡る状態にしてくれます。
慢性胃炎、胃のムカつき、膨満感・吐き気などをはじめとした胃の調子を整えるのに効果があります。
食欲がない、なんか胃の調子が・・・というときにお灸や使い捨てカイロ、温タオルなどで温めるのも効果的です。

その他、肌荒れ、ニキビ、お通じをよくする効果もあります!
また腸の働きが良くなると水分代謝も活発になりますので、むくみや身体の重だるさにもいいですよ!

梅雨から夏に移行するこの時期、ぜひ中脘で体調を整えてください。


胃腸の働きと血流を良くし、免疫力を上げるツボ『中脘(ちゅうかん)』

2025/06/01 >>【足や腰痛の症状に効くツボ『承山(しょうざん)』】
【足や腰部の症状に効くツボ『承山(しょうざん)』】
梅雨の訪れとともに、どんよりとした天気が続く時期になりました。
気圧の変化や湿気の影響で、なんとなく体が重だるく感じたり、足腰に疲れがたまりやすくなったりすることもあるのではないでしょうか。
今月は、そんな季節にぴったりのツボ「承山(しょうざん)」をご紹介します。


【ツボの場所】
アキレス腱から膝に向かってなで上げると指が止まる凹み。ふくらはぎの筋肉の真ん中付近に位置します。

【ツボの由来】
名前の由来も、この“ふくらはぎの山”のような形からきています。

【ツボの効用】
このツボは、背中や腰から足にかけて、下半身の気の巡りをよくし、筋肉の緊張をやわらげる働きがあります。
特に、足の疲れやむくみ、こむら返り、腰痛、坐骨神経痛などに効果があるとされています。
「足は第2の心臓」とも言われるように、下半身のケアは全身の健康にもつながります。
承山を刺激することで、血流やリンパの流れを促し、体内の循環を整えることができます。
おすすめの押し方は、入浴後など体が温まっているときに、片膝を立てて座り、
ふくらはぎを両手で包み込むようにしながら、親指でツボをゆっくりと押す方法です。
じんわりと温かさを感じながら、筋肉がほぐれていく感覚を楽しんでください。
ジメジメとした梅雨も、セルフケアを取り入れて快適に乗り切りましょう!

【足や腰痛の症状に効くツボ『承山(しょうざん)』】

2025/05/01 >>【胃腸の機能をUPし、免疫力を高めよう!代表的な『天枢(てんすう)』
5月になり風薫る季節となりました。この時期はゴールデンウィークもあり、食べ
過ぎや飲み過ぎにより胃腸が弱ってしまった方もおられるのではないでしょうか。

今月は、お腹のツボ「天枢(てんすう)」をご紹介します。 


【ツボの場所】
おへそから左右にそれぞれ指3本分外側にある

【ツボの由来】
「天」は上部を指し、「枢」は枢軸・かなめという意味。昔は、臍(へそ)を中心にお腹
を上下に分け、臍より上を天、臍より下を地に対応させて考えていました。
このツボは、臍のすぐ横にあり、胃腸の気の機能を左右する要であることから
「天枢」と名付けられました。

【ツボの効用】
ツボの効用としては、内臓機能を高めて全身の調子を整え、免疫力を向上させます。
吐き気、嘔吐を伴う慢性胃炎や、お腹の張り、下痢や便秘にも効果があり、
ダイエットや美肌効果にも繋がります。
顔にする鍼(美容鍼)とともに、このツボを使うことが多いです。

このツボは鍼やお灸だけでなく、指で押してあげるだけでも良い刺激になります。
押したり、温めたりして5月も元気な体で過ごしましょう。




【胃腸の機能をUPし、免疫力を高めよう!代表的な『天枢(てんすう)』

2025/04/01 >>【頭のてっぺん!多くの効果がある重宝なツボ 『百会(ひゃくえ)』】
【頭のてっぺん!多くの効果がある重宝なツボ 『百会(ひゃくえ)』】
4月に入り、春の暖かさを感じる日が増えてまいりました。
今月は、全身の調子を整える頭のツボ「百会(ひゃくえ)」をご紹介します。


【ツボの場所】
左右の耳の穴を結ぶ線と頭の真ん中を通る線との交点です。

【ツボの由来】
「百(多数)の経絡(気血の流れる通路)が会する(集まる)場所」で、五つの経絡とつながっています。
つまり百会を刺激すると、これら五つの経絡が支配する内臓や筋肉、神経、血管、リンパなどに広く働きかけることができるため、多様な効果が期待できる重要なツボです。

【ツボの効用】
ツボの効用として、頭痛、耳鳴り、めまい、目の充血、鼻づまり、抜け毛など頭部の症状から、胃下垂や痔といった消化器の症状、高血圧等の循環器系の症状、神経や精神的ストレスの症状にまで、幅広い効果があります。

このツボは、指で優しく押してあげるだけでも良い刺激になります。
百会を押して体調を整え、新年度を元気に過ごしましょう。

【頭のてっぺん!多くの効果がある重宝なツボ 『百会(ひゃくえ)』】

2025/03/01 >>【 肩こりや腕の痛み、免疫力を高めてくれる万能ツボ『曲池(きょくち)』】
3月は季節の変わり目です。
健康に気を付けている方も多いでしょう。
今月は免疫力を高め、体調を整えてくれる万能ツボ『曲池(きょくち)』を
ご紹介します。

【ツボの場所】
肘を曲げた時、外側にできる横じわの端です。
肘関節の骨の際辺りにあります。

【ツボの由来】
『曲』は曲がったこと、『池』は肘の関節にできる陥凹を意味しています。
肘を曲げて出来るくぼみが、そのまま名前の由来となりました。

【ツボの効用】
このツボは、自律神経の調子を整え、免疫力を高めて体調を維持してくれるだけでなく、胃腸など消化器系の働きを良くしてくれます。
また、上半身の血行を促進し、テニス肘や腱鞘炎など腕全体の症状の他、首や肩こり、頭痛、のどの痛み、歯痛、目の不快な症状などに効果的です。
さらに、女性にとってうれしいことに、しみ、ニキビなどの肌トラブル、生理痛にも効果があると言われています。

肘の近くの押しやすい場所にあるので、手軽に押すことができますよ!
反対側の親指で痛い所や気持ちいい所を見つけて、押したり、温めたりすると良いでしょう。
体調を崩しやすいこの時期。ぜひツボを刺激して、元気にお過ごし下さい。

【 肩こりや腕の痛み、免疫力を高めてくれる万能ツボ『曲池(きょくち)』】

2025/02/01 >>肩凝り・頭痛だけじゃない!血行改善に効くツボ『肩井(けんせい』
2月は、立春を迎え、暦の上では春が来たとはいえ、まだまだ寒い日が続きますね。
寒さで体が縮こまり、筋肉が硬くなってしまい、肩こりや頭痛に悩まされる方も多いのではないでしょうか? 

今月は、そんな肩・首の症状改善にとっておきのツボ『肩井(けんせい)』をご紹介します。 

【ツボの由来】
『肩井』は、肩にあるツボで、刺激すると、まるで井戸から水が湧き出るように、
体のエネルギーが巡り始めるといわれています。

【ツボの効用】
刺激すると、まるで肩周りの血行を良くする効果があるため、肩や首のこりだけでなく、頭痛、歯痛、寝違い、眼精疲労にも効果的です。さらに、全身の血行も良くするので、高血圧や冷え対策になるほか、眠りの質も高めてくれる優れたツボです。

刺激の方法は、中指または中指を中心とした指をツボに当て、皮膚に垂直になるように押します。
蒸しタオルなどを当てて、温めるのも効果的です。
寒い時期の体だけでなく、日頃の座り仕事で疲れた体も癒してくれますよ!
ぜひ、今日からでも試してみてくださいね。きっと、あなたの体も心も軽くなるはずです。

肩凝り・頭痛だけじゃない!血行改善に効くツボ『肩井(けんせい』

2024/11/01 >>【元気な体を作るのに有効なお臍(へそ)のツボ『神闕(しんけつ)』】
11 月に入り、朝晩冷え込んできました。
この時期は体調を崩しやすい為、今月は免疫力を向上させ、元気な体作りに役立つお臍のツボ『神闕』をご紹介します。
ツボはお臍の場所です。

【ツボの由来】
「神闕」の「神」は生命力を意味し、「闕」は人体への出入り口や、重要な場所を指します。
母体からの元神(生命維持の元になるエネルギーのようなもの)が通る門であると考えられ、古来計り知れない効果のある重要なツボとして、「養生」に用いられてきました。

【ツボの効用】
冷え性、寝冷えによる腹痛・下痢に大変良く効きます。
また、免疫力は体温が 1.0℃上がると 5〜6 倍強まると言われていますが、お臍を温めることで内臓に集まっている血液が温められるため、体温が上昇して免疫力が高まるだけでなく、生理痛、慢性疲労の緩和も期待できます。
さらに、顔の血色も良くなり、肌のつやも増し、元気な体を作ることができます。
就寝前にこのツボを温めるとリラックスすることができ、睡眠を促す効果があるため、不眠対策にもなりますよ!

使い捨てカイロを使用すれば、毎日お手軽にできる養生法と言えるでしょう。
お臍を温めることを習慣にして、寒さが強まるこの時期を元気に過ごしましょう。


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【元気な体を作るのに有効なお臍(へそ)のツボ『神闕(しんけつ)』】

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